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【2025年 夏期農薬散布レポート】

 

◾️北関東を中心に1,000haをドローンで防除
7月~8月にかけて、今年も北関東を中心に農薬散布の受託業務を行いました。

◾️散布総括
各地域で協力業者様や当スクール卒業生とチームを組み、
合計約1,000haの水稲(カメムシ防除)やさつまいも畑の防除作業を実施しました。
ご依頼いただいたのは、JA様、自治体関係者様、そして農業法人様です。
農薬散布後には「効果がしっかり出て、来年度もお願いしたい」との声もいただき、
大変励みになりました。
年々感じるのは、農業現場における労働力不足です。
これまで手作業で行ってきた農薬散布も、高齢化や酷暑の影響で負担が厳しくなっています。
一方、ドローンはその課題を解決できる有効な手段として、
今後ますますニーズが高まると実感しています。
今年は新たに埼玉県深谷市、群馬県館林市での散布も実施しました。
高温下での作業やゲリラ豪雨によるスケジュール調整など厳しい環境でしたが、
協力業者様・農家様・JA様のご協力により、無事に完遂することができました。

◾️卒業生の活躍と成長
1年目の卒業生:今年ついに現場デビューし、散布チームの一員として活躍しました。
2年目・3年目の卒業生:経験を重ね、現場では頼れる存在に成長しています。
スクールで学んだ知識と技術を現場でしっかり発揮し、
来年度はさらなる成長を期待しています。

◾️現場で求められる力
農薬散布用ドローンには自動飛行機能がありますが、
実際には圃場や天候の条件に応じた柔軟な操縦が不可欠です。
一見簡単に見えても、実際には経験が必要です。
だからこそ、散布をやり遂げたときの達成感は大きく、
農家の方々から直接いただける感謝の言葉は、この仕事の大きなやりがいです。

現場では、状況に応じて柔軟に対応できるパイロットが求められています。

◾️地域と共に歩む取り組み
高齢化や担い手不足といった課題が進む中、
私たちはドローンを活用して農業の持続的発展に貢献していきたいと考えています。
今回の取り組みでも、多くの協力業者様や卒業生と共に、
地域農業に成果を届けることができました。
今後は、地元出身の卒業生を増やし、地域に貢献できる人材を育成していきたいと考えています。

◾️今後の予定
10月・11月にはキャベツなどの路地野菜への散布もスタートします。
さらに、来年度に向けた各地での実演会も始まっています。
これからも現場に足を運び、地域課題の解決に全力で取り組んでまいります。

 

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